河原塾 横浜校
更新日:2024年11月2日
授業中の態度は、内申点を爆上がりさせる大きなワザです。
中学校の先生は、教室全体を見渡すことで生徒一人ひとりの様子がよく見えています。授業中に先生と目が合っていなくても、常に自分は見られていると思っていてください。では、授業態度で内申点が爆上がりする方法を教えます。
授業が始まる前に、教科書を開いておく!
まず、授業が始まる前までに教科書、ノート、筆箱を机の上に出しておきます。筆箱は、机の横に”縦に”置きます。筆箱の形状にもよりますが、教科書、ノートに比べて厚みがある筆箱を机の前の方に置いてしまうと、その筆箱が、視線をさえぎる障害物になってしまい、先生からは机の上の状態が見えづらくなるからです。机の上のすべてが先生から見えるようにしましょう。
そして教科書は、その日に習うページを開いておきます。 これで授業前の準備はパーフェクト! さて、先生が教室に入ってきて、机の上の(ちゃんと教科書が開いている)状態が目に入ったら、先生はどう思うでしょう? 「お! 〇〇は、ちゃんと授業の準備ができている!」 「おおお! 教科書は前回の続きをちゃんと開いている!」
こうなるともう、チョー好印象! 授業が始まる前の一瞬なので、その時は先生の目に入らないかもしれませんが、毎回やっていれば、いつかは必ず先生の目に入ります。 ここでの最重要なワザは、その日に習う教科書のページを開いておくということです。
これはつまり、前回の授業でやった教科書のページを覚えていないとできないので、その日に習う教科書のページが開けているということは、文部科学省が発表した観点別評価『主体的に学習に取り組む態度』ができていると先生は評価します。 「すっごい、ヤル気あるじゃん!」って思ってもらえます♪ 授業態度って、決して「授業中の態度」だけではなく、「直前の準備」だって立派な『授業態度』なのですね。
授業中は、「先生」「黒板」「教科書」「ノート」だけを見る!
先生は、授業中の生徒たちの視線もしっかりと見ています。 決して外を眺めたり、机の下(!?)を向いてはいけません。ボーっとするのもダメです。 授業中は、「先生」「黒板」「教科書」「ノート」だけに集中しましょう!
・先生が説明しているときは、先生の目だけを見て集中して聞きます。 ・先生が黒板に書いているときは黒板を見ます。 ・板書するときは黒板とノートを見ます。 ・教科書を説明しているときは教科書に集中します。 その時々の視線と集中力は、先生からは見えています。 授業中の視線も『主体的に学習に取り組む態度』として評価されるので、気をつけてくださいね。
先生の説明は、うなずきながら聞く!
先生が説明しているときは、うなずきながら聞くことも大きなアピールになります。 「そんなわざとらしいことできないよ~!」と思わないでくださいね。 生徒が真剣な表情で、うなずきながら聞いてくれている姿を見ると、 「ちゃんと集中して聞いているね!」 「おお、ここは理解してくれているね!」 「私の授業をマジメに聞いているね!」 って思ってもらえます。
大きくうなずく必要はなく、小さくうなずくだけで十分です。 先生からは、小さな動作もよく見えています。 誰だって、自分が一生懸命説明しているときに、相手が真剣にうなずきながら聞いてくれれば嬉しいものです。
授業中、手遊びは絶対にしない!
ペンをクルクル回したり、授業中に髪の毛を触ったり、シャープペン、ボールペン等を必要以上にカチカチ鳴らしたり、ついやってしまいがちな手遊び。 こういう行為は先生に、「授業がつまらない」と言っているようなものです。 クセになっている人は本当に気をつけてください。 何度も言います。先生からは生徒たち一人ひとりの細かい部分までよく見えています。 先生が自分のほうを見ていないように見えても、実は見られているということを覚えておいてください。
先生は、本当にしっかり見ている!
何度も言いますが、教室にいる生徒たちの行動は、先生は本当に細かい部分までよく見えているということを忘れないでください。
授業中に手紙を回す生徒。 前の席の生徒にいたずらをする生徒。 あくびをして涙目になっている生徒。
先生からは見えていないだろうと思っていても、いやいや、バッチリ見えています!
授業態度は、学習意欲がしっかりと表れるモノです。 先生が大切なことを説明したときにマーカーでチェックしたり、ノートに書きこんだりしている生徒は、小テストや定期テストでしっかり高得点が取れているものです。 とにかく、思っている以上に、先生からは生徒のひとつひとつの行動が手に取るように見えているということを覚えておきましょう!
次回は、内申点が爆上がりする7つの方法② 提出物をナメてはいけない!です。