成績が上がらない子どもの7つの特徴⑤ 親が子どもの勉強に関して、口出しし過ぎている。

更新日:2024年11月2日

昔、当塾の保護者が、あまりにも息子がダラダラしているからムカついて、「中間テストで合計400点以下だったらスマホは没収ね!」と約束したのだそうです。テストの結果は400点以下だったので、スマホを預かることになりました。

普段から親子の会話を大切にして、子どもの目標を引き出してあげます。この際、親が目標を決めてはいけません。あくまで子どもに考えさせるのです。例えばサッカーが大好きだったら、「○○高校はサッカーが強いし、学習環境も良さそうだから楽しい学校生活が送れそう。」とかワクワクするような目標設定につながるような発想ができるといいですね。間違ってもそこで親が「それは無理だよ~」などといった否定的な言葉はNGです。

また、勉強をするとき、子どもと親にはほどよい距離感も必要で、ダイニングテーブルに親子が対面する形で座ってしまうと、子どもの一挙一動が親の目に入り、ついガミガミ言いたくなってしまいます。子どもの顔は見えなくても、勉強している雰囲気がわかるくらいの距離を保つほうが、子どもはリラックスして勉強に集中できます。

そして、その内容について何か質問をします。決して読解問題の訓練のような堅苦しい感じではなく「主人公の〇〇君は、友達の△△君をどうして無視するようになったんだろうね?」とかです。子どもが回答したら「そう思うのはどうして?」とさらに考えさせます。もし子どもが分からなかったとしても親は答えを教えてはいけません。

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