更新日:2024年11月2日
定期テストならしっかり準備をする生徒は多いです。
しかし内申点というのは定期テストだけではなく、他の要素も加わってきます。
そこで今回は、内申点アップに大きくかかわる「小テスト」についてお話します。
そもそも「テスト」とは?
テストとは、生徒が学習範囲をどのくらい理解しているか、そしてどのくらい身についているかについて、得点で評価するものです。
学校で受けるテストには大きく2種類あります。
・定期テスト(中間、期末、学年末)
・小テスト
定期テストの重要性は言うまでもありません。
一方、小テストも重要なのです。「漢字テスト」、「英単語テスト」「計算テスト」、その他、理科社会でも小テスト的なものがあったりします。
意外にナメている「小テスト」
定期テストについてはしっかりと対策勉強するのに、「小テスト」についてはぶっつけ本番的な取り組み方をしていませんか?
「小テスト」とは、定期テストの前に、定期テストよりチョー狭い範囲で生徒の力をみるものです。ということは、ここでしっかり得点すれば、そのまま定期テストの結果に結びつくのです。つまり「小テスト」は定期テストの範囲を細かく分けて、常に「理解と定着」を測ってくれる“きめ細かい”“みんなに優しい”テストなのです。
そして当然それは内申点として評価されます。
「小テスト」は保険と同じ!
定期テストは出題範囲が広く、一発勝負に近いものがあります。
それに対して「小テスト」は “細切れ”範囲で、出題されるものは限られています。
例えば新出漢字だったり、新出英単語だったり、理社は用語だったりと。 つまり勉強しやすいのです。だからこそ、しっかりと高得点を取ることです。
定期テストで少々の失敗があっても、小テストが完璧ならリベンジのチャンスがあるのです。つまり「小テスト」は定期テストのための保険と同じです。
「小テスト」対策について
まずは新年度初め、初めの授業で先生から「成績のつけかた」についてプリントを配られたり、説明されたりします。そこで「小テスト」とはどのようなものかをしっかりと理解しておきます。確認したいのは、以下の3つです。
・頻度はどれくらい?
・範囲はどれくらい?
・内申点にどれくらい加点?
「小テスト」のことが分かれば、より確実に対策しやすいのです。
定期テストに比べると範囲が狭いので丁寧な復習ができます。単純暗記系が多いので、漢字や英単語、用語などは丁寧に書き出して、自分で予備テストを作ってテストをしましょう。そして完璧にしましょう。
小テスト本番が終わって返されれば、それをしっかりファイリングします。
それはそのまま定期テスト対策プリントになります。
次回は、「内申点が爆上がりする7つの方法⑤」
定期テストは高得点をとれ!です。
